第59回挑戦
“来年は富士山頂へ”
昨年、新型コロナウイルス感染拡大の影響により山開きは中止となり、
登山道に数多くある山小屋もすべて閉鎖、事実上富士登山は出来なくなりました。
2021年、山開き(7月1日~9月10日)は行われたものの、依然として続く新型コロナウイルス感染症の影響により、
山小屋の収容人数制限や感染拡大防止等の影響により、登山者数も激減しております。
このような状況を鑑み今年も登山を断念しました。
今は来年のために県内の泉ヶ岳や栗駒山などでトレーニングを積んでいる段階ですが、
なかなか思い通りにはいかないものです。
数年前から自宅周辺で軽いジョギングやウォーキングを繰り返しており、
「登山ぐらい」と高を括りながら、数十年ぶりに泉ヶ岳へ登った時でした。
体力には自信があったものの、日頃使う筋肉や体力とは全然違うものでありました。
休憩を挟みながら山頂へ辿り着いた時には疲労困憊となり、
下山時にも太ももの「大腿四頭筋」や「内側広筋」をつってしまい酷く大変な思いをしました。
また、年配のベテラン登山者にも追い越され、あっという間に姿が見えなくなるなど、
こんなにも熟練者との差を感じたことはありませんでした。
あれから、何度か繰り返すうちに筋肉痛や足をつることは無くなりましたが、
富士山頂へ辿り着くことができるのか今も不安を感じています。
登山には、4カ所のルートがありますが、初心者である私は山梨県側からの吉田ルートを選択しています。
5合目まではバスで行くことができ、休憩できる山小屋も一番多くあります。
更に登山と下山のルートも途中分かれていることから初心者向けで、
全登山者の約6割はこのルートを登るそうです。
(2019年総登山者数:約23万5千人)
近年、登山(トレッキング)ブームのこともあり老若男女問わず、
専用の靴や着衣を身に纏いながら山道を歩く光景を多く見ますが、憧れの専用品は結構値の張るものが多いことから、
今は作業着店でおなじみの「ワーク〇〇」でお世話になりながら楽しんでおります。
しかし、通気性や撥水性、耐久性などは、どうしても差があるため、
登山前には専用品を揃えていかなければと思っているところです。
現在はルートを調べながら計画段階ですが、次回「体験記」としてご報告できればと思いつつ、
早く新型コロナウイルス感染症が終息することを願うばかりです。