- 佐竹 正延
- 学長・教授
- 専門領域
- 分子細胞生物学
- 担当授業科目
- 学長アワー(人体の構造と機能の復習)、生命科学、病態生理学、高齢者学
- 分野の紹介
- 学長室にて学長業務
- 自己紹介・抱負
- 高校生までは、福島市のはずれの農村部で育ちました。大学生として仙台に出てきてからは、都会で暮らすことが多かったのですが、68才となった今も、自分の根っこは田舎にあると、折に触れ感じます。ですが、その地方では現在、高齢化が急速に進行しています。私は、高齢者学の講義も担当しているのですが、講義を通じて、東北地方の将来の看護の在り方を考えてもいきたいと思います。
- 研究テーマ
- 医学と看護学の比較考察
- 教育歴
- 東北大学医学部 卒業
東北大学大学院医学研究科 修了 - 学位・免許資格
- 医学博士
医師免許、第1種放射性同位元素取り扱い主任者 - 主な職歴
- 米国サウスカロライナ大学、米国立アレルギー・感染症研究所、米国立がん研究所に留学。帰国後は、京都大学ウイルス研究所、助手・助教授を経て、東北大学加齢医学研究所教授・所長等を歴任、東北大学名誉教授。定年後は、仙台富沢病院院長。現在、仙台赤門短期大学学長
- 代表的な論文
- ・佐竹正延 新型コロナウイルス感染症流行時における、仙台赤門短期大学の対応 伝統医療看護連携 第2巻 20-24頁 2021年
・佐竹正延 医学と看護学の比較検討~国家試験と教科書の視点から~
伝統医療看護連携 第1巻 1-4頁 2020年 - 代表的な著書
- Tanabe、K., Inagaki, A., Henmi, Y. and Satake, M. Image-based profiling can discriminate the effects of inhibitors on signaling pathways under differential ligand stimulation. SLAS Discovery 1 –11 © 2018. DOI: 10.1177/2472555217751091 slasdisc.sagepub.com
- 代表的な総説
- ・佐竹正延 新型コロナウイルス変異株の変遷について 加齢研ニュース
第77号 10-14頁 2022年
・佐竹正延 N501Y変異について 加齢研ニュース 第75号 8-12頁
2021年
・佐竹正延 新型コロナウイルスのゲノム情報について 加齢研ニュース
第73号 7-10頁 2020年 - 代表的な 学会発表・講演
- 佐竹 正延 「生命へのアプローチと、いのちへのアプローチ」
仙台白百合女子大学 カトリック研究所論集 第22号 2018年3月所収 - 社会貢献活動
- 公益財団法人 仙台微生物研究所 理事、特定非営利活動法人 科学協力学際センター 理事
- 学生への メッセージ
- 23才から63才までの40年間、分子・細胞生物学の研究に従事しました。生命現象を、遺伝子やタンパク質の観点から理解しようという研究です。その経験により、物事には必ず、その理由、根拠、道理があることを学びました。学生さんへの講義では、生命科学・解剖生理学・病態生理学など、基礎医学の科目を担当しています。単に知識の表層をなぞるだけでは、つまりません、覚えることもできません。教科書に書いてあり一見、自明当然単純に見える事象であっても、なぜ?という疑問を発して探求すれば、各々の事象は何らかの意味があって生起していることを理解できます。理解できれば、興味が湧いてきます。教員が教育し、学生が学習するのは、格別なこともない風景ですが、これを知的営為として、学生も教員も感得できればいいなと願っています。