先生の学生時代はどんな学生でしたか?
学生時代は授業料値上げ反対運動や反戦運動(ベトナム戦争)、学生自治を求める運動など終息期の時代でした。学内には反戦などの立て看板、昼休みはマイクで意見を主張、にぎやかで元気な時代でした。看護とは何?学問があるの?他校や他学部の学生との交流で、鍛えられた学生生活でした。
看護師を目指したきっかけ または 現在専攻している看護領域を選んだきっかけは何ですか?
生きがいとなる職業であり、かつ早く自立した生活が出来る職業を考えていました。学んでいくうちに、学問としての深さ(今でいえばEBM)を求め、歴史が長い助産学なら…と考え選択しました。
育った地域に、素晴らしい “街のお産婆さん”がおられたのも、無意識な動機だったかもしれません。
仙台赤門短期大学の魅力を教えてください。
学生からは“学生と教員の距離が近い”と言われますが、そうしよう、出来るようにと意識しています。そして実際そう評価している学生の声に感激しています。垣根が低ければ質問・相談がしやすいはずです。青葉山の自然環境の良いところでアットホーム的な場所であることは、大きな魅力かな。
趣味は?
旅行、無理な時は読書と映画鑑賞で想像力を逞しくしています。
好きな食べ物は?
何でも好き。最近まで「ほや」が苦手だったが、燻製にして今は大好物。
お気に入りの本は?
「洟をたらした神」吉野せい著。人間(女性)の強さに力づけられます
息抜きの方法は?
土いじり。生ごみからコンポストで土を作り、花を育ててSGDsに寄与しています。
発芽や増えていく花の株分けをしながら、開花を楽しんでいます。
専門領域 | 母性看護領域 |
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研究 テーマ | 周産期女性のメンタルヘルス 鍼灸師をめざす他職種資格を有する理由 学生の看護師志願度と学習効果 |
学位・ 免許資格 | 教育学博士:東北大学大学院教育学研究科 看護師・助産師・臨床発達心理士 |
主な職歴 |
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代表的な 論文・著書 |
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代表的な 学会発表・ 講演 |
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社会貢献 活動 | 2017~現在:宮城県看護協会助産師出向コーディネーター 2017~現在:宮城県性教育推進連絡協議会委員 2022~現在:宮城県男女共同参画審議委員 |
COMMENT
第2次ベビーブームから少子化時代へと周産期看護(助産師・助産師教育)に携わり、現在超少子化の時代に母性看護学を担当する者として、次世代を如何に住みよい社会に出来るか、微力ながらも考え支援していきたい。そのため老若男女の健康づくりに関わる、将来を担う看護師をしっかり育てます。