先生の学生時代はどんな学生でしたか?
看護師を志していたわけではなかったので、目指していた進路と違うことに入学後かなり悩みました。基礎医学系の講義だけは好きで熱心に聞いていた一方で、看護系科目は全く興味が持てずにいました。しかし臨地実習で出会った患者さんから「あなた看護に向いているわよ。頑張りなさい。私が応援しているから大丈夫よ」と励まされたことがきっかけで、看護師になってみようと思いました。
看護師を目指したきっかけ または 現在専攻している看護領域を選んだきっかけは何ですか?
もともと心理学に興味がありました。臨床で神経精神科や心療内科を経験するうちに「心身相関」について学びたいと思うようになり、精神看護学領域を選びました。
仙台赤門短期大学の魅力を教えてください。
短大の設置準備室から関わらせていただいています。伝統ある東洋医学教育を中心とした学校法人が設置した短大看護学科ですので、他では学べない東洋医学の基礎を学ぶことができます。「心身一如」の考え方は、ストレスの多い現代社会を生き抜く知恵となると思っています。小規模な短期大学のため教員と学生の距離が近く、話しやすい雰囲気がこの学校の魅力だと思います。
趣味は?
旅行と車の運転(車いじりはしませんが、自分で運転してドライブすることが好きです)
好きな食べ物は?
果物(メロン、ラ・フランスなど香りのよい果物が好きです)
お気に入りの本は?
行き詰ったときに読むのが【久住真理「運命を変える心とからだの磨き方」(幻冬舎)】。最近面白いと思ったのは、【ポール・ギャリコ「猫語の教科書」(ちくま文庫、KADOKAWA)】猫好きの方にぜひおすすめします。
息抜きの方法は?
猫と戯れること。我が家には3匹の猫がいます。マイペースな暮らしぶりを見て、猫たちのモフモフの毛を撫でている時が一番幸せです。
専門領域 | 精神看護学 |
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研究 テーマ | 心身相関 |
学位・ 免許資格 | 修士(心身健康科学) |
主な職歴 |
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代表的な 論文・著書 |
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代表的な 学会発表・ 講演 |
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社会貢献 活動 | 宮城県看護協会仙台北支部役員 日本心身健康科学学会認定 心身健康アドバイザー |
COMMENT
学生時代には看護師になることに前向きになれなかった私ですが、些細なきっかけから今も看護に関連する仕事を続けています。看護師としてメジャーな道ではなかったのですが、道草しながらいろいろと考え学ぶことができました。教育の中でこの経験を伝えられたら良いと思っています。