VOICE

卒業生の声/看護学科

地域のみなさんに信頼される
看護師として活躍する卒業生をご紹介

本学の看護学科で学び、現場で活躍している先輩の学生生活がどのようなものだったか、現場にでてみて今何を感じているのか、卒業したからこそ感じるあれこれをご紹介します。

充実の設備環境で、
現場で生きる知識と技術を習得。

充実の設備環境で、
現場で生きる知識と技術を習得。

公益財団法人 宮城厚生協会 坂総合病院
看護師
田口 美月さん

現在の仕事の魅力・やりがいを教えてください。

毎日患者さんとコミュニケーションをとって笑顔でいろいろなお話をしてくれた時、とてもやりがいを感じます。また、チームのみんなと相談して行ったケアで患者さんが笑顔になってくれた時にも「あぁ、よかったな。」とやりがいを実感します。まだまだ分からないことや難しいことが多いですが、その分患者さんにとっても良い影響があったり悩みが解決した時達成感を得ることができるという点に魅力があると感じています。

在学中に印象的だった講義や実習について教えてください。

私が在学中に印象的だった講義は、在宅看護領域の講義です。現在、在宅医療が促進されており様々な医療機器が発達していますが、色々な機械を実際に見たり体験できたことがとても印象に残っています。講義や演習を通して様々な機械を知ることができたため、病棟で働いていても退院支援を行っていく際にその知識が役立っています。

仙台赤門短期大学の国家試験対策や就職支援はどうでしたか︖

国家試験対策として1年次から様々な企画を行ってくれました。過去問の対策だけでなく、レクリエーションを織り交ぜたり気軽に先生方へ相談できる環境を作ってくれたりしていました。レクリエーションでは、グループで実技の模型を作ったり問題作成をしたりと、皆で行うことで記憶に残りやすくとてもためになりました。

仙台赤門短期大学に入ってよかったことを教えてください。

仙台赤門短期大学に入ってよかったことは、勉強に集中できる環境が整っていたことです。学内に自習スペースがたくさんあるため、放課後は友達と学内に残り一緒に勉強することができました。また、先生方もたくさん声がけを行ってくれるため、理解できなかった点や疑問点など積極的に聞くことができました。集中して勉強に励むことができる環境が整っていたため、試験対策期間は特に助かりました。

患者さんとそのご家族に深く関わり、
最善の支援を提供する。

患者さんとそのご家族に深く関わり、
最善の支援を提供する。

石巻赤十字病院
看護師
奥津 海人さん

現在の仕事の魅力・やりがいを教えてください。

看護師のやりがいは、患者さんとその家族の人生に深く関わることができることにあると思います。私は呼吸器病棟に勤めているので、在宅酸素療法を導入し自宅に帰ることができる人もいれば、がんの末期でお看取りになる人もいます。そんな方々の求めていることやその人らしい最期を迎えることができるように、必要な支援を考えたり、思いを傾聴することで患者さんや家族が納得して退院されたり、もしくは穏やかな最期を迎えることができた時にやりがいを感じました。

在学中に印象的だった講義や実習について教えてください。

印象的だったのは、高齢者領域の実習です。私は脳梗塞の患者さんを受け持ちました。その際に指導教員から看護師としてのケアで必要な視点はもちろんのこと、リハビリについて必要な視点も指導いただきました。そのおかげで、臨床に出てからもリハビリ職との共同について考えながら看護することができています。

仙台赤門短期大学の国家試験対策や就職支援はどうでしたか︖

仙台赤門短期大学の国家試験対策で時によかったことは、キレイで快適な自習スペースが整っていることです。学内で集中して勉強することで家ではリラックスでき、勉強と休息にメリハリが付けられました。また、学習にわからない点があればすぐに先生に質問できる環境があり、疑問を解消しながら効率的に学べることが非常に助かりました。これらの充実したサポートのお陰で、国家試験に向けてしっかり準備を進めることができました。

仙台赤門短期大学に入ってよかったことを教えてください。

まずは学校施設が非常にキレイで快適な環境の中で学べることです。さらに、先生と学生の距離が近く気軽に相談や質問ができるため、学びを深めやすい点も魅力的です。また、実践的な演習を通して実際の現場で役立つスキルを身に付いけることができ、自信をもって社会に出られる準備が整います。これらの環境が整っているため、充実した学校生活を送ることができました。

かけがえのない3年間。
自分が目指すべき看護師像が明確に。

かけがえのない3年間。
自分が目指すべき看護師像が明確に。

東北医科薬科大学病院
看護師
白鳥 凛生菜さん

現在の仕事の魅力・やりがいを教えてください。

患者さんやご家族にとっての人生の転機となる重要な瞬間に寄り添えること、少しでも支えになれることが看護師の魅力だと思います。その反面、学べば学ぶほど看護の難しさが身に沁み、命を預かっているという責任の重さに押しつぶされそうになることもあります。しかし、患者さんが心を開いてくれた瞬間や少しでも暖かい気持ちになってくれた瞬間、笑顔がみられた瞬間に幸せと喜びを感じ、もっと頑張ろうという気持ちになれます。看護は疾患をアセスメンスするだけではなく、患者さんの背景を知り、性格を捉え、表情や言動などから患者さんの立場に立ちながら寄り添い、身体的なケアだけではなく心のケアもすることだと思います。そんな看護ができる人になれるようにこれからも頑張りたいです。

在学中に印象的だった講義や実習について教えてください。

成人看護学実習は最も大変で辛かった記憶がありますが、印象的な実習でした。患者さんを実際に受け持ち個別性のある看護を提供するために、試行錯誤しながら何回も書き直したアセスメントを先生は一文字一文字丁寧に読み、真摯に向き合い、厳しく明確に指導してくれました。さらに、グループワークを通して周りの様々な視点を知ることができました。そして、自ら展開した看護と結果をケースレポートで根拠とともにまとめる作業は自身にも繋がり、現在の看護師人生に役立っています。

仙台赤門短期大学の国家試験対策や就職支援はどうでしたか︖

国家試験対策では、担任の先生がこまめに進行状況の確認や不安なところの聞き取りをしてくれるため、メンタルを保って安心して勉学に励むことが出来ました。さらに、自習スぺースが多く、その日の気分で勉強場所を変えて、常に真剣な気持ちで飽きずに楽しく勉強することができました。就職支援では、何度も願書を添削していただきました。ただ直すのではなく自分の言葉を引き出せるようないろんな視点から質問してくれたので、自分らしさが出ている願書を作成することができました。

仙台赤門短期大学に入ってよかったことを教えてください。

講義や実習を通して看護師の基本となることを学べただけでなく、人として尊敬できる先生や友達に出会えたことが大きかったです。看護師としてだけでなく人として成長することができ、自分が目指す「身体的なケアと共に心のケアも充実できるように患者さんの立場に立ちながら寄り添い、思いやりを持った看護を提供する」という看護師像を明確にすることができた3年間でした。