仙台赤門短期大学鍼灸手技療法学科長の宮本俊和です。
本年1月より、つくば市から仙台市に移り、単身赴任の生活を送っています。
仙台赤門短期大学は、2025年4月より鍼灸手技療法学科の学生を迎えることになりました。
希望に満ちた学生が、新しくなったキャンパスで学んでいます。
現在、鍼灸大学は10数校あり、大学院を併設して博士(鍼灸学)を取得できる大学もあります。しかし、鍼灸と手技療法(あん摩、マッサージ、指圧)を学べる短期大学・大学は、今までなかったので、本学が我が国で最初の短期大学となります。
1300年以上前に制定された大宝律令の医疾令には、医博士、鍼博士、按摩博士になるカリキュラムが記され、資格を得ると官吏(国家公務員)なることが定められています。現在、医学博士と鍼灸学博士は存在しますが、按摩博士は存在しません。
私は、いつの日か按摩博士が平安時代の時を流れて誕生することを願っています。
学科長 宮本俊和