
ネット情報を使うと、旅行に行った気分に浸れる画面に出会います。地元、宮城県には泉質に恵まれた温泉地があり、画面を眺めては、気分がほっこりと癒されるひと時を味わっています。
宮城県の観光協会公式サイトによると、鳴子温泉郷は、開湯してから1,000年が経つそうです。自然の恵みが豊富であり、春は緑と鳥の声、夏は避暑、秋は紅葉、冬は雪景色を楽しむことが出来る場所でもあり、来るべき日には、ドライブするのも良いかな、と思うこの頃です。ゆっくりと温泉湯に浸かり、身体に良いとされる温泉成分も吸収したい思いです。ちなみに、鳴子温泉郷は、宮城県北部の大崎地方を流れる江合川(荒雄川)の上流に位置し、「鳴子温泉」「東鳴子温泉」「川渡温泉」「中山平温泉」「鬼首温泉」の5ヶ所の温泉地からなる一大温泉郷だそうです。
余談ですが、鳴子温泉郷が出てくる本を調べてみたところ、内田康夫氏の推理小説がヒットしました。
私の人生初の温泉旅は、鳴子温泉郷でした。生まれて間もなく、おそらく生後2か月位の頃、鳴子温泉郷の湯治に通っていた時期があったので、その経緯を書くことにします。私が生まれた当時、我が家には乳児用の沐浴剤などはなかったようで、私の場合、祖母がどこそこの観光地のお土産屋さんで売っていた石鹸(たぶん当時は高級品)を沐浴時に使う事になったもようです。石鹸の成分が、私の皮膚に合わず、沐浴するたびに皮膚が荒れた状態になり、私の全身の皮膚は、医学的治療でも治らなかったそうです。医学的治療以外の方法を模索した結果、母親は、毎日私を背負って東北線を使って日帰り温泉通いをしたとの事でした。お陰様で、数か月後に皮膚は治癒することが出来たそうです。そのような理由で、私の鳴子温泉郷旅は、生後2か月頃がスタートになりましたが、記憶がないため温泉に入っての感想など覚えてはいませんでした。
次に訪れたのは、看護学科学生時代の臨地実習で、東北大学病院鳴子分院に行った時、と全学科合同行事である川渡共同セミナーセンターでの合宿での時でした。その時は、毎日のノルマ(医学そして看護についてのミーティング、ディスカッション)が多くて温泉にゆっくり浸かるどころではなかったように思います。カラスの行水状態のため温泉の感想を語るには至らない状況でした。
その後、40年近く月日が流れましたが、鳴子温泉郷を訪れる機会がありませんでした。新型コロナが5類に移行してしばらく経ちましたが、鳴子温泉郷は、行きたい場所のひとつです。今度こそは、いくつかの源泉をめぐって、できれば内田氏の推理小説本を持ち、ゆっくりと時間をかけて鳴子温泉郷を満喫したいな、と思っています。