INTERVIEW

学生インタビュー 鍼灸手技療法学科

東洋医学のすばらしさを
アルゼンチンに広めたい。

看護学科 2年

東洋医学のすばらしさを
アルゼンチンに広めたい。

鍼灸手技療法学科

西大條 ヴァネッサ 陽香Haruka Vanesa Nishioeda

●アルゼンチン共和国出身

赤門への入学を決めた理由はなんですか?

2歳から10歳まで暮らしていた仙台市に学校があり、そして父の出身校でもあったことから入学を決めました。
以前、左手首にガングリオンを患い手術を進められたのですが、父の鍼治療で治った経験があり、東洋医学の素晴らしさを実感していたこと、父の施術で患者さんの状態がよくなり、喜ぶ姿を間近に目にしたとき、やりがいのある仕事だと思ったことも大きな理由のひとつです。

迷いや不安、心配していたことはありますか?

一番の不安は言葉です。本国に帰ってからも常に日本語を勉強していましたが、10年以上も日本を離れていたこともあり、やはり「経穴」等の専門用語も含めて漢字は難しく、授業についていけるか、周りの方となじんでいけるのかどうか、とても心配していました。

どうやって不安を払拭しましたか?

とにかく繰り返し勉強しました。また、同級生には様々な年代の方がいて、楽しい会話や悩みを相談したり、励ましあったりしたことで乗り越えられたと思います。

現在の、あるいは新たな目標はありますか?

先ずは基本をしっかりと身に付けることだと思います。新たな希望というよりは日本に来る前からのことですが、卒業後はアルゼンチンに帰り、東洋医学、鍼灸の素晴らしさをもっと広めていきたいという夢は今も変わっていません。

選手の肉体的痛みと精神的痛み、
両方を知る経験値を活かしたい。

鍼灸手技療法学科 ●年

選手の肉体的痛みと精神的痛み、
両方を知る経験値を活かしたい。

鍼灸手技療法学科

井上 信志Shinji Inoue

●宮城県・仙台育英高校出身(社会人入学)

赤門への入学を決めた理由はなんですか?

高校・大学卒業後は就職し、社会人野球選手として試合に出場したのですが、ケガ等の影響から3年前に現役を引退。これまで自分を育ててくれた地元やスポーツ界に恩返しをしたいと考え、治療家になることを決意しました。これまで野球選手として治療される側でしたが、その治療される側の経験を活かした治療する側になりたいと思っています。

迷いや不安、心配していたことはありますか?

私には子どもが3人いるのですが、妻を含めて家族に負担をかけてはいないのか、生活のことはもちろん、その辺が正直不安な部分であり、心配しているところです。

どうやって不安を払拭しましたか?

幸いなことに家族の皆が私の目標に対してバックアップしてくれますので、私自身が覚悟を決め、前進するだけです。また、本校での授業以外にも治療院で受付や治療補助等のお手伝いをさせていただいており、そうした方々のお力添えもあると思います。

現在の、あるいは新たな目標はありますか?

私自身の経験からも、治療はもちろん、治療後の体の維持の大切さも伝えていきたいです。また、スポーツ選手はフィジカルな部分はもちろん、メンタルの強さも求められます。ケガをして落ち込んでいるとき、いかにモチベーションを維持していけるか、選手の肉体的な痛みと精神的な痛み、その両方を知る経験値を活かして患者様に寄り添い、お支えできる治療者となることを目指しています。そしていつの日か、開業できればとも考えます。