仙台赤門短期大学 看護学科

宮城県仙台市の看護師養成学校|仙台赤門短期大学 看護学科

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教職員コラムリレー
Akamon Column Relay

第77回私のSDGs取り組み

高橋 育子

10歳の夏,山形県鶴岡市にある「加茂水族館」を訪れ,「アオウミガメ」を見て,

すべてに魅了され一目惚れしました。

そして,いつしかウミガメのとなりで泳ぎたいと思うようになり,20歳にダイバーデビューしました。 

 

私の一番のおすすめダイビングスポットは,沖縄本島から西へ約40km「慶良間諸島」です。

「ケラマブルー」と呼ばれるどこまでも青く透き通る海、サンゴ礁が広がる楽園です。

2014年には、その環境の美しさから新たな国立公園に指定されました。

2018年夏に3年ぶりに慶良間諸島を訪れました。

しかし,そこには以前の美しいサンゴの姿はありませんでした。

サンゴの「白化現象」が起きていました。

サンゴの色は細胞内の褐虫藻の色によるもので、サンゴそのものに色はほとんどありません。

ところが、何かのストレスを受けることで褐虫藻が細胞内から逃げ出したり、

あるいはサンゴ内で死滅したりすると、サンゴ本来の色(白色)になってしまいます。

これがサンゴの「白化現象」といわれるもので

地球温暖化による海水温の上昇が原因の一つとして指摘されています。

慶良間諸島では,サンゴの「白化現象」が深刻な問題になっていました。

 

いま世界中の企業や人々が取り組んでいるSDGsは、2030年までに達成することをゴールに

2015年9月に国連が提唱した持続可能な開発目標で,17の目標と169からのターゲットで構成されています。

ウミガメに慶良間のきれいなサンゴの中で泳いでもらいたい!!

私はSDGs目標13の「気候変動に具体的な対策を」に取り組んでいます。

通勤には自家用車だけでなく公共機関も利用し,エコバッグは大小2つ持ち歩き,

自宅でのエアコンの過度な使用を控えるように心がけています。

そして次は,ペットボトルを減らすために行動を開始予定です。

 

みなさんは,どんなSDGsの取り組みをしていますか。