仙台赤門短期大学 看護学科

宮城県仙台市の看護師養成学校|仙台赤門短期大学 看護学科

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教職員コラムリレー

第73回自分自身を変えてゆく努力

佐藤 浩一郎

改過自新といえば仰々しいですが、つねに変わらないとダメだと、そう言い聞かせているつもりも、

その成長度は極めて緩やかです。

これが20歳代くらいに気づけたらまだ良かった。

まだ間に合うかもしれませんでしたが、如何せんすでに50歳代となり、いまさら泣き入っても、もう手遅れです。

これまでの自らの「恥」を取り除くには、とても時間が足りません。

そんなに長い人生が残されているわけでもないと自覚しています。

 

正直な話、周囲で起こった物事を冷静に自分に当てはめて、ふり返り反省することしかできません。

ですが、生かされている限りは一歩でも半歩でも、

これまで不思議な力で助けてもらってきた恩返しをしなくてはと思うところはあります。

誰かに少しずつ返しながら、身の丈に合う貢献をしてゆかないと、

ご先祖様・恩師・先輩・友とそれこそ恥ずかしくてあの世での再会ができません。

 

見方は変わりますが、多様な経験を積み直近では精神看護学の教員となり2年半。

認知療法や行動療法、認知行動療法や他の精神療法等々授業で学生にかえしていますが、

知的には理解できるようになっても感情のコントロールがいまだに難しい。

いつも何かに遭遇するたびに感情が揺れて思うことばかりです。

多くの精神療法に影響を与えた精神分析の創始者フロイト

 

それでも立ち位置や信念は揺らがないようにしないと、

自分を失うようで生きているのが無為になるようで本当に恐ろしい。

そして、成長できない自分を考えすぎると、また妻から“めんどくさい人”と言われそうであります。

(なぜそのようにいつも言われるのかは不明です)

そんな場面ではすぐに、“夫への想像力と少しのやさしさが足りない人だね”とこころの中で言い返します。

 

残り時間で画期的な変化は期待できませんが、追求してゆく生き方を自分なりにざっくりと表現すると、

新たな自分の積み重ねです。

『知恵を絞って、今ある自分の現実を1ミリでも変えてゆく』その作業がしっくりときます。

もっというと1日1日をていねいに生きることで、素朴に自分の思いや行動を磨くことができています。