仙台赤門短期大学 看護学科

宮城県仙台市の看護師養成学校|仙台赤門短期大学 看護学科

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第61回仙台の誇り 世界の宝-羽生結弦選手

平尾 由美子

フィギュアスケートでオリンピック金メダル2連覇を果たした羽生結弦選手は、仙台市の出身です。

ソチオリンピックの前年、たまたま観ていたテレビで、美しく堂々と滑る姿に心、惹かれてしまいました。

2014年2月のソチオリンピックでは初出場19歳で金メダルを獲得。

大舞台でも力を見せつけた羽生選手に、ますます魅了されました。

その後の4年間は、羽生選手の情報を追い、アイスショーや試合のチケット取りに参戦し…と、

ファン活動に真面目に(?)取り組みながら、次の平昌オリンピック金メダルを祈りました。

そして2018年2月、ケガでしばらく欠場していたにもかかわらず、

念願の2個目の金メダルを獲得!という神がかり的な快挙を成し遂げたのです。ヤッター!!

 

こんな風に書いている自分は、完全な追っかけオバちゃんに見えることは自覚しておりますし、

何かと揶揄されることもあります。

でも実際は仕事の都合で、めったに追いかけることはできません。

時間(とお金)を必死に捻出し、運よく試合やショーが見られた時は、思う存分楽しみます。

スケート技術に詳しいわけではありませんが、ただ羽生選手のスケートが大好きで、

また向上心にあふれる彼の発する言葉に励まされ、活力をもらっているのです。

何をそんなに夢中になるの?と呆れられる向きもありますが、どうぞ温かく見守ってくださいませ。

趣味は大事なもの。

「いい年をして…」という言葉は、個人の楽しみを否定し生きる活力を阻むものとして、禁句&スルーです。

 

特に私の心に残っている羽生選手の言葉に、こんなものがあります。

「努力は嘘をつく。でも無駄にはならない」(テレビのインタビューにて)

何かに全力で取り組んで、悔しい思いをして、

そこから本当の努力をして這い上がってきた人の中でしか生まれない言葉だと思いました。

人間は損することを恐れ、恥をかくことを嫌がり、だから行動しないことを選択してしまいがちです。

でもそこからは何も生まれず、後悔だけが残るでしょう。

世界的なトップアスリートの重圧や苦しみは想像もできませんが、

いつも堂々と前を向いている羽生選手を見ていると、人間としての真の強さを見せつけられる思いです。

平昌オリンピック以降も活躍し、全身全霊で演技する羽生結弦選手。

その美しさと強さに心を打たれる日々は続いています。

 

2018年平昌オリンピック会場となった江陵アイスアリーナ

羽生選手の金メダル決定の瞬間を見られました☆

 

大学に程近い国際センター駅前に建つ、仙台が誇る3つの金メダル

これからもっと増えそうですね